自分の本を出版する為に知っておくべき4つのこと

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一生に一冊は自分の本を出したい、という願いがある人は多いです。
でもその方法が分からなくて・・・という方の為にまとめました。

商業出版

出版社が本の制作費や宣伝費を出してくれます。ただ出版社さんもあなたの作品を世に出すためにかなりのお金を使うので、厳選します。
出版社さん側としても、将来有望な新人を発掘したくて必死なのです。
将来性があると認められれば、しっかりとサポートしてくださいます。
一度応募して落選しても、次は出版社さんがサポートしたくなるような原稿を仕上げてください。

方法1 新人賞に応募する

ネット検索すると出てきます。最近は賞金も新人賞の件数も減ってきたように感じるのは私だけでしょうか。

方法2 出版企画を出す

一部の出版社さんは、全国で出版会議を開いて、出版企画書の持ち込みを受け付けているようです。
ビジネス書やノウハウ本の強い同分館出版さんもその1つです。まずは出版会議に参加してみては如何でしょうか。
http://do-books.net/

方法3 ネットの出版企画に応募してみる。

企画のたまご屋さんに登録。
http://tamagoyasan.net/
企画書、目次案、章構成、見本原稿などを提出します。その中から、企画のたまご屋さんが配信企画をセレクトし、毎朝、多くの出版社の編集者さん宛てにメールを送っていただけるというシステムです。
プレスリリース代理配信の出版版といったところでしょうか。自分で原稿を持ち込むよりはずっと便利かと思います。

方法4 出版社に原稿を持ち込む

最近は出版社に直接原稿を持ち込む人はほとんどいないそうです。もし持ち込みしたい場合は、必ず相手先に電話をしてアポを取ってからいきましょう。行ったけどお目当ての編集の方が留守では無駄足になります。

自費出版

確実に出版してくれます。しっかり校正してくれるし、表紙デザイン、紙質、部数、あなたの思いどおりです。ハードカバーの本も作れます。
ただし自費出版はそれなりに費用はかかります。
本を作るだけでしたら、大抵100万円以上。本屋に並べるとか流通させようとするともっとかかります。
大手自費出版社を例に挙げれば、商業出版社が運営している自費出版社GR社さんの場合、出版から流通までで800万円だと聞きました。多くの本屋に並べるというのは、それだけ大変なことなのです。
依頼する前に必ず複数の会社から見積もりを取り、あなたの希望と照らし合わせてから依頼するようにしましょう。流通させないで、あなたのブログ等で宣伝して、あなた自身がAmazonでe託本などするほうが安く上がる場合もあります。

本屋に並ぶ・・・って何日?

2016年現在、日本全国にある書店の数は大小合わせて約14000店舗のところに、日本で1年間に出版される本は約70000冊。1日に約200冊出版される中で書店のスペースにも限界があります。書店も商業出版社の本を優先して取り扱う為に自費出版本はほとんど注目されず、書店に並べて貰えなかったり、並んで2週間もすると著者の元に返品されている状況のようです。
大手自費出版社B社さんは「棚買い」(特約書店に専用の棚を置いて貰って配本し、売れ残り分は版元が買い上げる手法)を導入しているので、特約書店の棚にはずっと並んではいるようです。ただ、本のジャンルに関係なく固定の棚に並んでいて、棚の場所も目立たないところにあるので、果たして・・・という感じです。

電子出版

自費出版よりももっと手軽で安価にできるのが電子出版です。
Amazon kindle storeなら、簡単に電子書籍を作って販売することができます。Amazonでの電子出版のやり方のノウハウ本もたくさん売っています。表紙の絵を描いてくれるお友達がいれば、あなた自身ですぐに電子出版できるでしょう。
ジャンルが同じなら、ベストセラー小説と横並びで表示される事もあります。データ販売なので、本屋のスペースの関係で返品される事もありません。世界中に配信できます。地球の裏側に住む人があなたの本を買う可能性もあります。
以前は専用の電子書籍リーダーでしか読めませんでしたが、最近はスマートフォンでも電子書籍が読めるような無料アプリが配布されるようになりました。
その他、有名どころの電子書籍販売プラットフォームであるGoogle play、楽天の運営する楽天kobo,Appleならibooks storeは、受け付けるデータの基準が厳しいので、個人で電子出版される方にはお勧めはしません。

宣伝と流通に強い電子出版

電子出版はデータ販売なので在庫切れがなく、印刷本のように200部刷ったから200部以上は売れないなどということはありません。有名どころ電子書籍販売プラットフォームはやっぱりAmazonです。
その次が世界最大手のAmazon。電子書籍リーダーのKindleも新しい機種が次々と発売されており、お客さんが電子書籍を楽しめる仕掛けを展開し、電子書籍業界の牽引役を買って出ています。
i phoneなどで読めるi books storeはApple製品の人気やApple信者様のおかげで電子書籍の売上げを伸ばしています。
Google playは電子書籍販売については弱いのですが、登録者が本の中身を20%~100%まで立ち読みさせるという指定ができ、この立ち読み可能な部分がGoogleの検索にしっかりと上がってきます。
検証はしていませんが、ブログやホームページよりも検索にヒットしやすいように感じます。「江南市」「プロフィール」で検索をかけた時に、実際に私が作った電子書籍の本文が表示されて驚きました。
ビジネスノウハウ系の本、闘病記など、情報を提供するタイプの電子書籍はGoogle playで販売させると良いと思います。
電子書籍の中身から著者を知って、その電子書籍を買ったり、著者のファンになり著者のセミナーに参加申し込み・・・という流れが作れると思います。

同人誌、同人出版

ごくシンプルに本を作って、身内や友達だけに配りたいというだけなら、コピー誌や少部数をオフセット印刷でもいいと思います。お店や事業の宣伝用にノウハウ本を出版して無料配布したい方にもお勧めです。
原稿の校正はもとより、本文レイアウト等を自分でやらなければいけませんが、wordや一太郎でも簡単にできます。同人誌を作る過程で、印刷やレイアウトの知識、印刷にかかる費用などが自然に身につきます。
五日市剛さんの「ツキを呼ぶ魔法の言葉」は、現在は商業出版されていますが、もともとはコピー誌でした。うちの実家にもそのコピー誌(コピーしたものをさらに何度かコピーされたもの)がありました。コピー誌でも内容の良いものは人づてに流通します。
また安価なオフセット印刷もあります。
今年の夏に56万人を動員したコミックマーケットで販売された本の大半は、オフセット印刷やオンデマンド印刷の本です。かなり売れている本もあります。(二次創作本が多いですが)
印刷会社さんを探したければ「同人誌 印刷」で検索すれば、たくさんでてきます。ご近所の印刷やさんでやってくれる場合もあります。小説本を売りたければ文学フリマなどのイベントもあります。
コミックマーケットや文学フリマなどの良いところは、お客さんの顔が見えることです。ブログなどで告知しておけば、後で感想をいただけたり、リピーターになってくれたりというコミュニケーションが生まれるかもしれません。

あなたの理想とする本と、予算とを照らし合わせて、望み通りの本を作っていってください。